緊張しているように見えない人ほど、なぜしんどくなりやすいのか

心と体を整える

―「大丈夫そう」に隠れている、気づきにくい緊張

自分では、特に緊張しているつもりはない。
仕事も、生活も、いつも通り。

「忙しいけど大丈夫」
「そこまで疲れてはいない」

そう思って過ごしているのに、
なぜか体は重たくて、回復しきらない感じが続く。

最近は寒さもあって、
余計に首や肩がこわばるような気がする。

でも、
「寒いから仕方ない」
「年末年始の疲れが残っているだけ」
そうやって、理由をつけてやり過ごしてきた人も多いのではないでしょうか。

緊張している自覚がない人は、実は少なくない

「緊張していそう」と言われる人は、
自分でも不安や緊張に気づきやすいものです。

一方で、

  • 落ち着いて見える
  • 冷静だと言われる
  • 感情の波があまり表に出ない

そんな人ほど、
緊張している自覚を持ちにくいことがあります。

それは、鈍いからでも、無関心だからでもありません。

これまで、
気を張った状態で日常を回すことに慣れてきただけ。

「これくらい普通」
「もっと大変な人もいる」

そうやって、
自分の状態を後回しにすることが当たり前になっているのです。

寒さは、もともとの緊張を目立たせやすい

寒い季節になると、
体は自然と縮こまり、守る姿勢になります。

それ自体は、とても正常な反応です。

ただ、もともと
力が入りやすい状態が続いている人の場合、
寒さが加わることで、

  • 首や肩がより固くなる
  • 呼吸が浅くなる
  • 休んでいるのに疲れが取れない

といった形で、
緊張が表に出やすくなることがあります。

「最近しんどいのは寒さのせいかも」
それは、間違いではありません。

ただ同時に、
寒さがきっかけになって、
これまで気づかなかった緊張が
見えやすくなっている可能性もあるのです。


「大丈夫そう」は、体が楽だという意味ではない

周囲からは、こう言われるかもしれません。

「いつも落ち着いてるよね」
「ちゃんとしてるから大丈夫そう」

でも、
その評価と、体の状態は別物です。

緊張は、
必ずしも不安や焦りとして表れるわけではありません。

  • 気を抜くタイミングがわからない
  • 休んでいるつもりでも、体がオンのまま
  • 疲れていることに、後から気づく

そんな形で、
静かに積み重なっていくこともあります。


気づけなかったのは、弱さではない

ここまで読んで、
「もっと早く気づけばよかった」
と思った人がいるかもしれません。

でも、
気づけなかったのは、あなたの弱さではありません。

それだけ、
緊張した状態で日常を回してきた時間が長かったということ。

寒さや疲れが重なるこの時期は、
そうした状態が表に出やすいだけなのです。

無理に変えようとしなくていい。
今すぐ力を抜けなくてもいい。

まずは、
そういう状態にあるのかもしれない
と、静かに気づくことが大事かな、と思います。

このブログでは、
こうした「見えにくい緊張」を、
少しずつ言葉にしていきますね。

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