立秋に寄り添う「心の養生」

はじめに

 お盆も終わりですね。お休みで帰省された方も多かったと思います。うちは息子が帰省してきましたが、私は仕事💦

 休みで大阪万博に行ってきましたよ。

 お盆が過ぎると、どこか一区切りがついたような気持ちになる方も多いのではないでしょうか。家族やご先祖を想い、集まる時間を過ごした後は、心が少し緩むと同時に、夏の疲れが表面化しやすい時期でもあります。

 暦の上では「立秋」を迎え、季節は秋へと移ろい始めています。とはいえ、まだまだ暑さは厳しく、体も心も「夏の名残」と「秋の入り口」の狭間で揺らぎやすい時期です。

そんな時期だからこそ、心の養生を意識して過ごすことが大切になります。今日は、立秋から初秋にかけて取り入れたい心の整え方を、東洋医学や養生の知恵を交えながらご紹介していきます。

1. 心に起こりやすい変化

 立秋の頃は「気分が落ちやすい」「なんとなく寂しい」「やる気が出ない」と感じやすくなります。
これは、夏の強い陽気から秋の静かな陰のエネルギーへと、自然が移り変わる流れに心も影響を受けているからなんです。ほんと、多いんですよ。

 なので、「この気持ちは自然なもの」と理解するだけでも、安心できますよね。

2. 心を整える3つの養生法

① 呼吸を深めて、心を緩める

忙しいときほど、呼吸は浅くなりがちです。
一日の中で3分でもいいので、深呼吸に意識を向けてみましょう。鼻からゆっくり吸い、口から静かに吐く。呼吸が落ち着くと、心もすっと落ち着きます。

「呼吸」は自分でコントロールできます。

② 感情を手放す小さな習慣

夏の間にため込んだ焦りやイライラは、ノートに書き出して「言葉にする」ことで手放しやすくなります。
書き終えたら、そっと閉じて「これはもう大丈夫」と区切りをつけることも、心の養生になりますよ。

③ 香りを楽しむ

 香り(あろまやお香)を取り入れてみるのもおすすめです🌿

  • 柑橘系の香りで気分を上げる
  • ラベンダーの香りで安眠をサポート
  • 線香やお香の香りで「秋の始まり」を感じる

香りは気持ちを切り替え、心身をやわらかく整えてくれる助けになります。お好みの香りを探すのも楽しいですね。私はLisn(リスン)や松栄堂さんの薫々(くんくん)のものが好きです。

3. 心にやさしい養生ごはん

冷たいものをとりすぎて弱った胃腸をいたわることも大切です。
やさしく体を温める食事が心にも安心感を与えてくれます。

また、イカ🦑もおすすめ。実は消化率がいいというデータがあるとのこと。血を補う働きもあるので女性におすすめ食材、タウリンも豊富なので疲労回復にも良いですね。


まとめ

立秋は、季節とともに心も静かに移り変わるとき。
「少し寂しいな」と思う気持ちも自然な流れの一部です。深呼吸や小さな習慣を取り入れながら、自分をやさしくいたわりましょう。

夏の名残りを味わいながら、心にスペースをつくって秋を迎える。そのひと手間が、次の季節をより健やかに過ごすための「心の養生」につながりますよ。

私も自分のお疲れ具合をみながら、呼吸を整えていきたいです。

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