―体がずっと「オン」になっている状態について
ちゃんと布団に入っている。
睡眠時間も、極端に短いわけではない。
それなのに、
朝起きたときから、すでに疲れている。
休みの日に横になっても、
「回復した」という感覚がない。
そんな状態が続いていると、
「年齢のせいかな」
「最近寒いからかな」
「忙しいせいかな」とか
そう思ってやり過ごしてしまいがちです。
でも、
それだけでは説明できないしんどさを
抱えている人も少なくありません。
眠れている「つもり」でも、体は休めていないことがある
眠れないというと、
「寝つけない」「途中で目が覚める」
といった状態を思い浮かべる人が多いかもしれません。
けれど実際には、
- 寝ているはずなのに、浅い感じがする
- 夢が多くて、頭が休まらない
- 朝、体がこわばっている
こうした感覚を抱えている人も多いのです。
これは、
意識では休んでいても、
体が完全にオフになれていない状態とも言えます。
「回復できない疲れ」は、気合の問題ではない
「もっとちゃんと休まないと」
「気持ちを切り替えないと」
そう思えば思うほど、
余計に疲れてしまうことがあります。
それは、
疲れの原因が「怠け」や「気合不足」ではないから。
これまでの記事でも触れてきたように、
- 緊張している自覚がない
- 体に力が入りやすい
- 気を抜くタイミングがわからない
そんな状態が続いていると、
体はずっと「オン」のままになります。
休もうとしても、
うまく切り替わらない。
それが、
眠れない・回復しない疲れの正体であることも多いのです。
寒さは「回復しにくさ」を強めやすい
寒い季節になると、
体は自然と守るモードに入ります。
筋肉は縮こまり、
呼吸も浅くなりやすい。
これは、
誰にでも起こる自然な反応です。
ただ、
もともと緊張が抜けにくい人の場合、
寒さが加わることで、
- 力が抜けない状態が続く
- 寝ている間も体がこわばる
- 休んだ感覚が得られない
といった形で、
回復のしづらさが表に出やすくなります。
「最近特にしんどい」のは、
寒さとこれまでの疲れが重なっているだけ
ということも少なくありません。
休めない体は、頑張ってきた証拠でもある
眠れないことや、
疲れが取れないことを、
「自分の弱さ」だと感じてしまう人もいます。
でも、
体がオンのままなのは、
これまで日常をきちんと回してきた結果でもあります。
常に気を配り、
求められる役割を果たし、
無意識のうちに力を入れてきた。
その積み重ねが、
「休み方がわからない体」をつくっているだけなのです。
まずは「そういう状態かもしれない」と気づくこと
今すぐ何かを変えなくても大丈夫です。
無理に眠ろうとしなくても大丈夫。
まずは、
眠れない・回復しない疲れの背景に、
体がずっとオンになっている状態があるかもしれない。
そう気づくこと。
それだけでも、
自分を責める気持ちは、少し緩むと思います。
このブログでは、
こうした「回復しにくさ」や「緊張が抜けない状態」について、
これからも丁寧に言葉にしていきたいと思います。

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