今日、1月7日は七草の日。七草粥が定番ですが、粥が苦手なら無理をせず、身体が受け取りやすい形にアレンジして大丈夫。風邪をひきやすい時期こそ「整える」を優先して、踏ん張る時の土台をつくりませんか。
七草の日は「人日の節句」
1月7日は、五節句のひとつ「人日の節句(じんじつのせっく)」。七草粥を食べて無病息災を願う習慣があります。
ただ、寒冷地域では春の七草が収穫しづらく、揃わなかった影響もあって、七草を食べる習慣が薄い地域もあるそうです。土地や暮らしに合わせて季節を迎えてきた歴史があると思うと、それも自然なことだと感じます。
粥が苦手なら「七草雑炊」でいい
私はお粥があまり得意ではないので、七草は雑炊にしていただきます。大切なのは「粥を食べること」よりも、年末年始で疲れた胃腸を休ませて整えること。
無理なく続けられる形を選ぶのも、立派な養生だと思うんです。
風邪をひきやすい時期だからこそ、整えることを優先する
年末年始の疲れが残り、寒さも本格化するこの時期は、体調を崩しやすい季節です。
- なんとなく胃腸の調子が悪い
- 眠りが浅い
- 喉がイガイガする・乾燥する
- 風邪をひきやすい
だからこそ「今は整えることを優先する」。これは弱さではなく、先を見据えた準備だと思います。
年を重ねて、季節のものが楽しくなってきた
若い頃は、多少無理をしても何とかなった。けれど今は、整えた分だけ身体がちゃんと応えてくれる感覚があります。
季節ごとのものを取り入れて、少しずつ整えていくことが「面倒」ではなく「楽しい」と思えるようになってきました。七草の日も、行事を守るためというより、自分の身体に声をかける節目のように感じています。
踏ん張る時のために、今は整える
ずっと踏ん張り続けることはできません。けれど、整えておけば、本当に踏ん張らないといけない時に力が出る。
七草の日に胃腸を休ませて、身体を温めて、「大丈夫だよ」と自分に伝える。それだけで、この一年のスタートとして十分なのかもしれません。
粥が苦手でもOK:やさしい七草雑炊レシピ(出汁パック+白だし+卵とじ)
私がよく作るのは、出汁の香りを効かせて、白だしでやさしく味を整え、最後に卵でふんわりとじる七草雑炊です。胃腸に負担をかけにくく、寒い日にもほっとします。
材料(1〜2人分)
- ごはん:茶碗1杯(冷ごはんでもOK)
- 春の七草:適量(七草セットでOK)
- 水:400〜500ml
- 出汁パック:1袋
- 白だし:小さじ1〜2(濃さはお好みで調整)
- 塩:ひとつまみ〜少々
- みりん:小さじ1
- 卵:1個
- (お好みで)刻みねぎ・柚子皮・すりごま など
作り方
- 鍋に水と出汁パックを入れて火にかけ、数分煮出してだしを取る(出汁パックは取り出す)。
- ごはんを入れ、軽くほぐしながら弱めの中火で煮る。とろみが出るまで5分ほど。
- 白だし・塩・みりんで味を整える(薄めから入れて調整するのがおすすめ)。
- 刻んだ七草を入れて、さっと火を通す(煮すぎない)。
- 溶き卵を回し入れ、ふんわり固まったら火を止める。
- 器に盛り、お好みでねぎや柚子皮などを添えて完成。
おいしく・やさしく作るコツ
- 七草は最後に:香りと色を残すため、入れたら短時間で。
- 味つけは薄めが正解:胃腸を休めたい日は「物足りないくらい」がちょうどいいかも。
- 冷えが強い日は:生姜をほんの少し足すと温まりやすい。
まとめ
七草の日は、行事を完璧にこなす日ではなく、身体を整えるきっかけの日。粥が苦手なら雑炊でもいいし、スープでも。自分が続けられる形がいちばんです。
整えておけば、踏ん張る時に力が出る。そんな一年の土台づくりとして、七草の日をやさしく取り入れていきたいですね。

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