便秘が解消したのにお腹が痛いとき― 腸が動き出したサインと、無理をしない食養生 ―

心と体を整える

便秘が解消されたのは良いことのはずなのに、
そのあとにお腹が痛くなると、不安になりますよね。

「何か悪い病気なのでは?」
「このまま様子を見ていいの?」
そんなふうに心配になる方も多いと思います。

でも実は、便秘が解消したあとの腹痛は、腸が動き出したサインであることも少なくありません。

なぜ、便秘が解消したあとに腹痛が出るの?

便秘が続いていた腸は、しばらく動きが鈍くなっています。
そこから排便が起こると、腸が一気に動き始めるため、

  • キューっとした痛み
  • 差し込むような腹痛
  • 張る感じ

を感じることがあります。

これは、腸がリズムを取り戻そうとしている途中の反応で、
必ずしも異常とは限りません。

こんなときは「回復途中」と考えて大丈夫なことが多い

  • 痛みがずっと続くわけではない
  • 波がある
  • 排便後は少し楽になる
  • 発熱や激しい症状がない

こうした場合は、腸が動き始めたことで起こる一時的な不調の可能性があります。

無理をしない食養生が大切な理由

腸が動き出したタイミングは、
まだ本調子ではない状態です。

ここで「しっかり食べなきゃ」「元に戻さなきゃ」と無理をすると、
腸にさらに負担をかけてしまうことがあります。

腹痛があるときにおすすめの食養生

① 食べない時間を少し作る

お腹に違和感があるときは、
無理に食べず、胃腸を休ませる時間を作ってみてください。

白湯や温かいお茶で水分をとりながら、
半日ほど様子を見るだけでも、楽になることがあります。

② 食事は「温かく・やさしく」

食事を再開するときは、

  • お粥
  • スープ
  • やわらかく煮た野菜

など、消化の良いものから少量ずつがおすすめです。

③ お腹を冷やさない

腹痛があるときは、冷えが症状を強めることがあります。
腹巻きやブランケットなどで、お腹を温めてあげてください。

こんな症状があるときは、受診を考えて

次のような症状がある場合は、自己判断せず、医療機関に相談してください。

  • 痛みがどんどん強くなる
  • 発熱がある
  • 血便が出る
  • 嘔吐を伴う
  • 痛みが何日も続く

「何かおかしい」と感じる感覚は、とても大切です。

まとめ:腸は、ちゃんと回復しようとしている

便秘が解消したあとの腹痛は、
腸が動き出し、リズムを取り戻そうとしているサインのこともあります。

そんなときは、
無理をせず、休ませて、温めてあげること。

焦らず、体の声に耳を傾けながら、
少しずつ整えていきましょう。

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