前回の記事で、立春は「気分が上がりやすい一方で、心と体が揺れやすい時期」だと書きました。
この時期に、特に強く出やすい反応のひとつが過緊張です。
自分では緊張しているつもりはない。
むしろ「普通に過ごしているだけ」。
それなのに、
- 体がいつも重たい
- 肩や首がガチガチ
- 眠っても疲れが取れない
そんな状態が続いている人は、
もしかすると過緊張が関係しているかもしれません。
過緊張とは「気づかないうちに力が入っている状態」
過緊張とは、簡単に言うと
体と心がずっと“身構えたまま”になっている状態です。
特徴的なのは、
- 本人に自覚がほとんどないこと
- 頑張っているように見えないこと
周りからは
「落ち着いている」
「しっかりしている」
「大丈夫そう」
と見られがちです。
でも実際には、
体のどこかに常に力が入っていて、
無意識にエネルギーを消耗しています。
過緊張が起きやすい人の特徴
過緊張が起きやすい人には、こんな共通点があります。
- 責任感が強い
- 空気を読むのが得意
- 人に迷惑をかけたくない
- 弱音を吐くのが苦手
- 「ちゃんとしていたい」という思いが強い
これらは本来、長所です。
ただ、その長所を長い間使い続けていると、
体が「常に緊張する癖」を覚えてしまうことがあります。
過緊張が体に出やすいサイン
過緊張は、感情よりも先に体に出ることが多いです。
- 肩・首・背中のこりが取れない
- 歯を食いしばっていることが多い
- 寝つきが悪い、眠りが浅い
- 何もしていないのに疲れている
- リラックスしている感覚がわからない
「年齢のせいかな」
「忙しいから仕方ない」
そうやって見過ごされがちですが、
体はちゃんとサインを出しています。
立春の時期は、過緊張が強く出やすい
立春は、季節だけでなく気持ちも動き始める時期です。
- 何か始めなきゃ
- 動かなきゃ
- 置いていかれたくない
そんな無意識のプレッシャーが、
過緊張をさらに強めることがあります。
気分は前向きなのに、体がついてこない。
そのズレが、しんどさにつながるのです。
過緊張の人に伝えたいこと
過緊張の人に、よく言われる言葉があります。
「もっと力を抜いたら?」
「リラックスしたら?」
でも、過緊張の人にとって
力を抜こうとすること自体が負担になることもあります。
大切なのは、
無理に緩めることではなく、
「あ、私いま緊張してるな」と気づくこと。
それだけで、体は少し安心します。
過緊張は、あなたを守ってきた反応
過緊張は悪者ではありません。
これまで、
- 周りに合わせてきた
- 頑張ってきた
- 自分より人を優先してきた
その結果、身についた防御反応です。
だからこそ、否定しなくていい。
責めなくていい。
これからは少しずつ、
「頑張らなくても大丈夫な時間」を
体に教えてあげればいいのだと思います。
まとめ|過緊張に気づいた今日は、それだけで十分
もしこの記事を読んで、
「これ、私のことかも」と感じたなら、
今日はそれだけで十分です。
過緊張に気づけた日は、
もう整えが始まっています。
焦らず、少しずつ。
体と相談しながら、春を迎えていきましょう。

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