胃腸の疲れが“気力の低下”につながる理由—内臓とメンタルはつながっている—

季節の養生

「最近やる気が出ない」「疲れが抜けない」「なんとなく気分が落ち込む」
そんなとき、つい心の問題だと考えてしまいがちですが、実は“胃腸の疲れ”が関係していることも少なくありません。

私自身、夜勤明けで体の冷えやだるさを感じてマッサージを受けた際に「胃腸がお疲れ気味ですね」と言われ、思い当たることがいくつもありました。
食事量は変わらないのに重たく感じる、疲れやすい、気力が続かない…。
冬は、知らないうちに胃腸に負担がかかりやすい季節なのです。

東洋医学で考える「胃腸=気を作る場所」

東洋医学では、胃腸(脾・胃)は「気(エネルギー)を作り出す源」と考えられています。
食べたものを消化・吸収し、体や心を動かすエネルギーへ変換する重要な役割を担っています。

そのため、胃腸が疲れると

  • 気力が湧かない
  • 疲れやすい
  • 集中力が続かない
  • 気分が落ち込みやすい

といった、心身両面の不調が出やすくなります。

冬に胃腸が疲れやすくなる理由

① 冷えによって消化力が低下する

寒さで体が冷えると、内臓の血流も低下し、消化する力が弱まります。
特にお腹周りが冷えると、胃腸は本来の働きを発揮しにくくなります。

② 年末に向けたストレスや忙しさ

冬は仕事や家庭の用事が増え、無意識のうちにストレスが溜まりやすい時期。
ストレスは自律神経を乱し、胃腸の動きを鈍らせてしまいます。

③ 食べすぎ・飲みすぎ・不規則な食事

寒くなると、つい甘いものや脂っこいものを摂りがちになります。
これも胃腸には大きな負担となり、疲れが蓄積しやすくなります。

私は分かっていても、アルコールをすこーし飲みすぎるかも、です💦

胃腸が弱ると、なぜメンタルまで影響するのか

胃腸が弱ると、エネルギーが十分に作られなくなり、体は“省エネモード”に入ります。
その結果、活動量が減り、思考も内向きになりやすくなります。

「前向きに考えられない」「何をするにも億劫」
そんな感覚は、心の問題というよりも、体が休息を求めているサインなのかもしれません。

今日からできる、胃腸と気力を守る冬の養生

① お腹を温める(丹田ケア)

貼るカイロや腹巻きでお腹を温めるだけでも、胃腸の血流が改善します。
内側からじんわり温まると、不思議と気持ちまで落ち着いてきます。

② 胃腸にやさしい食事を意識する

お粥、スープ、煮物など、消化のよい温かい食事がおすすめです。
「食べすぎない」「よく噛む」ことも大切な養生になります。

③ 冷たい飲み物を控える

冬でも無意識に冷たい飲み物を摂っていることがあります。
白湯や温かいお茶に変えるだけで、胃腸の負担はぐっと減ります。

④ しっかり休むことも養生のひとつ

胃腸は、休んでいる間に回復します。
冬は「早く寝る」「予定を詰め込みすぎない」ことも、立派なセルフケアです。

あとは半日、12時間断食が良いそうです。その間水分はOKですよ。

まとめ:やる気が出ないときは、まず胃腸をいたわって

気力の低下や心の落ち込みは、意志の弱さではありません。
冬の冷えや忙しさで、胃腸が少し疲れているだけかもしれません。

まずはお腹を温め、食事と休息を整えること。
それだけで、体も心も少しずつ元気を取り戻していきます。
冬は“養う季節”。自分にやさしく過ごしていきましょう。

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