「何か意見はありますか?」
そう聞かれて、考えて、言葉を選んで発言したのに、その場で流されてしまったり、きちんと受け止めてもらえなかったり。
そんな経験はありませんか?
職場で発言しても受け止めてもらえず、疲れてしまうことはありませんか?
私は最近、まさにその状況を経験しました。
求められて発言したのに、それが活かされることはなく、どこか蔑ろにされたような感覚だけが残りました。
怒っているわけではないのに、なぜかモヤモヤして、どっと疲れる。
あとから振り返ってみると、それは「過緊張」の状態だったのかもしれません。
発言しても受け止めてもらえないと、なぜこんなに疲れるのか
発言するということは、ただ言葉を出すだけではありません。
その場の空気を読みながら、相手にどう伝わるかを考え、自分なりに整理して言葉にする。
真面目な人ほど、その過程にたくさんのエネルギーを使っています。
だからこそ、発言が受け止められなかったとき、私たちは思っている以上に消耗します。
それは単に「意見が通らなかったから」ではなく、
自分が差し出したものが、丁寧に扱われなかったように感じるからです。
しかも表面上は大きな衝突がないことも多いので、周囲からはわかりにくい。
でも内側では、静かに疲れが積み重なっていきます。
それは「過緊張」のサインかもしれません
私自身、今回のことで気づいたのは、発言の内容そのもの以上に、自分がずっと緊張していたということでした。
過緊張の状態にあると、人は常に気を張っています。
- ちゃんとしなければ
- きちんと伝えなければ
- 場を悪くしないようにしなければ
- 意味のあることを言わなければ
こうした思いが強くなるほど、身体も心も休まりません。
一見落ち着いて見えても、内側ではずっとアクセルを踏んだまま。
その状態で発言し、さらに受け止めてもらえなかったとき、疲れが一気に出てしまうのです。
静かに疲れていく人の特徴
今回の経験を通して、こういう人ほど静かに疲れていくのではないかと思いました。
1. ちゃんとやろうとする人
適当に流せず、できるだけ誠実に向き合おうとする人。
そういう人ほど、場のためにエネルギーを使っています。
2. 言葉を選びすぎる人
強すぎないように、でも伝わるように。
そうやって丁寧に言葉を選ぶ人は、それだけでかなり疲れます。
3. コントロールできないことまで背負ってしまう人
場がどう動くか、相手がどう受け取るかは、自分では決められません。
それでも「なんとかしよう」と頑張り続けると、心はどんどん疲れていきます。
全部に全力じゃなくていいと気づいた
今回のことで、私が一番感じたのは、全部の場で全力を出さなくていいということでした。
真面目な人ほど、どこでも同じ熱量で向き合おうとします。
でも実際には、こちらがどれだけ誠実に向き合っても、それが活かされない場もあります。
そんなときに必要なのは、もっと頑張ることではなく、力を入れる場所を選ぶことなのかもしれません。
自分が大切にしたいことを雑に扱われる場で、無理にエネルギーを使い続ける必要はない。
そう思えたことで、少しだけ気持ちが楽になりました。
過緊張を整えるために、私がやったこと
大きなことではありませんが、今回はまず「そっとしておこう」と思うことにしました。
無理にわかってもらおうとしない。
全部を変えようとしない。
自分の力を、返ってこない場所に注ぎ続けない。
そして、その分のエネルギーを、自分が大切にしたいことに戻すことにしました。
私にとってそれは、ブログを書くことでした。
ブログは、自分の言葉を自分のペースで整えられる場所です。
発言して終わりではなく、言葉が残り、必要な人に届く可能性があります。
「伝わらない場所」で消耗するより、「届くかもしれない場所」に力を使う。
それだけでも、心の緊張はずいぶん変わるのだと感じました。
職場で静かに疲れてしまうときの対処法【3つ】
こうした状態が続くと、心も体も消耗してしまいます。
私自身の経験から、少し楽になるために意識したことを3つお伝えします。
すぐに出来そうなものから、試してみてくださいね!
1. 力を入れる場所を選ぶ
すべての場で全力を出さなくていいと気づくことが大切です。
コントロールできない場所では無理をせず、自分が大切にしたい場に力を使うようにします。
2. 「伝わらない前提」を持つ
どれだけ丁寧に伝えても、すべてが理解されるわけではありません。
伝わらないことを前提にすると、少し気持ちが楽になります。
3. 自分のエネルギーを戻す
消耗する場所ではなく、自分が安心できる場所や好きなことにエネルギーを使うことも大切です。
私にとっては、それがブログを書くことでした。
静かに疲れているあなたへ
発言しても受け止めてもらえないとき、人は大きく傷つくというより、静かに疲れていきます。
そしてその疲れは、周囲にも、自分自身にさえわかりにくいことがあります。
でも、もし最近なんだかモヤモヤする、言葉にしにくい疲れが続いているとしたら、
それはあなたが弱いからではありません。
ちゃんと考えて、ちゃんと向き合ってきたからこその疲れかもしれません。
そんなときは、少し立ち止まってみてもいい。
全部に全力を出さなくてもいい。
自分の力を、どこに使うか選び直してもいい。
静かに疲れているときほど、心と体を整える視点が大切なのだと思います。
だからこそ、少しだけ自分をゆるめてあげてくださいね。
過緊張について詳しく知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。
緊張をゆるめたいときにおすすめのセルフケアはこちら。


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